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2010.07.10

地図にない村

Dsc_7015

カメラマンのオオシロヨウヘイさんの父上、大城弘明氏の写真展「地図にない村」が、沖縄県立博物館・美術館の県民ギャラリーで開催されているので観に行ってきた。

大城弘明写真展
「地図にない村」
〜沖縄戦から65年〜

2010年7月6日(火)〜11日(日) 
9:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)
沖縄県立博物館・美術館 県民ギャラリー
入場無料

1950年生まれである大城さんが子供の頃に見てきた「戦争の体験」。
ガマや防空壕、遺骨、一家全滅の家、不発弾、慰霊祭、そして大城さんのンマリジマであるいまはなき三和村、福地の人々を、ファインダー越しに撮り続けてきた記録…イヤ、記憶である。

最近、齢90歳を越えた沖縄を撮り続けてきたカメラマンの大先輩、山田實さんにお会いする機会を得た。そのときに山田さんが撮ってきた沖縄の風景を見させていただいた。
自分の知らない戦後の沖縄の土地、人、子供の写真を目の当たりにして、写真はホントにタイムマシンだなぁと感じた。
実際にその場に行くことはできないし、もう二度と見ることの出来ない景色だが、写真を通してしばし時を越えることができる。

Dsc_7020

大城さんの写真も同じだった。
ただ「戦後」を撮っていたはずが、いまもなお米軍は基地を沖縄に置き「占領」は続いている。
もしかして、いまは戦後、ではなくいまだ戦中なのではないだろうか?
そんな疑問を問いかけられているようだった。
ひとりでも多くの人に見て欲しいな。

さて、会場の写真を撮っても良い、ということだったので、お気に入りの写真を撮ってきた(もしかして、こういう使い方はNGかな?)。

やはり自分の作品テーマは「子供」なので、子供の写真にどうしても目が行ってしまう。

Dsc_7016

Dsc_7018

この2枚。
とっても良い表情しているんだよなぁ。
都会ではもう見られないような笑顔。
でも沖縄にはこの表情がまだまだ残っている。
そんな写真を撮っていけたらなぁ。

最近はなかなか子供を撮るのも難しい。
多くの人に協力してもらったりして撮っているが、この頃良い風が吹いてきている。
先日はじめての久高島に行って以来、良い出会いが続いている……というよりもいろいろな人を紹介してもらっている。
この出会いを逃さないようにしなくてはいけない。
基本、フユーナーなオイラだけど、ちゃんと与えられたチャンスを活かすように動かないと。

Prc_3482

Porco Photographもこの子と一緒で、まだ生まれたてだから。
焦らずに、でも確実に一歩一歩前に進んでいこうと思う。

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コメント

ポルコさん、ご紹介ありがとうございます。

写真展は、予想以上に大盛況で無事終了いたしました。
うちの親父すごいです!


山田實さんは、初日に来てくれました。お耳は少し遠いですが、90過ぎと思えないパワフルさに驚きました。

紹介してくれた子どもの写真ですが、下の一枚は、僕も大好きな写真です。
砲弾で穴だらけになった塀の前で無邪気に笑う子ども(現在では40代中盤らしい)。
戦争の痛々しい傷跡と戦後に生きる人の力強さを感じます。
 この塀は、その後倒れたので、撤去されたそうです。

僕らにはもっと撮っていくものがありそうですね。
お互い頑張りましょう。

投稿: オオシロヨウヘイ | 2010.07.11 22:25

>オオシロさん
ホントに勉強になります。
写真の持つ力ってスゴイなぁと実感させられました。

オイラも自分なりの視点で沖縄を撮っていきたいです。

山田先生には近々子供写真を見せに行こうと考えていますが、先生は「デジタル」というだけでイヤな顔するですよね(笑)。
う〜ん、難関です( ̄∇ ̄;)

投稿: PORCO | 2010.07.11 23:04

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